ブランコ強度及び三ッ打ロープ経年劣化検査 |
○ブランコの強度検査実施(H28.7.1)
以下の写真の方式でブランコ板部分の破壊検査を行いました。
木製部分の強度は平均値を使用するため平均15.2KNとなります。
※当社では安全を考慮して、余裕を持たせた強度表示しています。
○結果
当社製木製ブランコ強度
○ロープ製ブランコつり手部分 34KN
○ワイヤー製ブランコつり手部分 41KN
○木製台座部分(ロープ.ワイヤーつり手共) 12KN
○最大積載重量(Max Load Weight) 300kg (CE標準適合)
※以上の数値は当社のオリジナル木製ブランコに限ります。
※使用前には必ず点検を行い、異常がある場合は作業は行わないで下さい。
※当社木製ブランコは、つり手部分の交換修理が出来ます。
※使用開始から、3年をメドに、新品との交換をお勧めします。
※改造しての使用は、お止め下さい。
経年劣化ロープ強度検査実施 H22・11月
当社で販売したブランコ専用ロープの経年劣化の度合いを調べる為、強度検査を実施しました。
ロープは御客様のご好意により提供して頂き、強度検査は中立第三者機関にて行いました。
結果
5年使用の20mmポリ 新品時44.6knから34.5knとなり、約23%低下。
5年使用の19mmポリ 新品時40.4knから32.0knとなり、約21%低下。
5年使用の16mmポリ(ライフライン) 新品時27.0knから26.5knとなり、約2%低下。
20年以上使用した16mmアロマPP(ライフライン) 新品時41.1knから37.9knとなり、約8%低下。
10年以上使用した15mmアロマPP(ライフライン) 新品時36.2knから35.3knとなり、約4%低下。
総評
メインロープとして使用した場合5年で約20%強度低下し、
ライフラインではほぼ強度劣化は見られませんでした。
使用方法や保管方法により差が生じます。
また当店では痛みがはげしい場合は即時交換、それ以外でも3年での交換を推奨しています。
ご注意
最近ポリエチレンロープやポリプロピレンロープに関する、デマの情報が流布されているようです。
半年で強度半減などは全てのケースではありえません。
ツインロープ方式の禁止が決まってから特に目立ってきています。
同じ過ちを繰り返さなければ、良いのですが・・・
お客様におかれましては、くれぐれもご用心下さい。